平和集会

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                  黙祷

 75回目の広島「原爆の日」の今日、全校で平和集会を行いました。

 まず、8時15分、原爆投下の時刻に合わせ、犠牲となった人々の魂に思いをこめて黙祷を捧げました。

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絵本の朗読               生徒会長の話

 続いて、生徒会執行部が絵本「戦争で死んだ兵士のこと」(著 小泉吉宏)の朗読をしました。湖の傍で戦死した一人の兵士の人生をさかのぼり、5日前は友達とヨットに乗る約束をしていたこと、数か月前には婚約者ができたこと、〇年前の子供のころのこと…、24年前に生まれたときみんなに祝福されたこと…と淡々とページがめくられていきます。激しい表現はないけれど、だからこそなお一層、戦争が一人の人間の人生を奪ってしまう恐ろしさをひたひたと感じさせてくれる絵本でした。

 その後、生徒会長から「広島に生まれ育つ自分たちが、伝え、発信しなければならない使命をもっていること」が熱く語られ、「まず、『自分が平和のためにこれをする!』という宣言をしましょう。」と呼びかけました。

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学校長の話             平和への誓い

 学校長からは、「戦争はいけない」「戦争は恐ろしい」ことはみんな知っている。ではどうしたら平和を守ることができるのかを一人一人が考えよう。世界には様々な人々が暮らしている。お互いの立場を思いやって、わかり合える関係を築く力を身に付けてほしいと話しました。

 その後、教室へ帰り、執行部役員のリードのもと、各自「平和への誓い」を書き、願いを込めた折り鶴を折りました。

 みんなが書いた「平和への誓い」や千羽鶴は、また後日紹介したいと思います