フェイスシールドの活用

　これまで主に音楽の授業に活用していたフェイスシールドを、今日から他教科でも使えるよう教室で配布しました。記名して袋に入れ、各自の机にかけて適宜活用し、自分で洗ったり消毒したりします。

　写真は1年2組の道徳の授業です、さっそく数名の生徒がフェイスシールドを使っていました。

　マスクは、飛沫の飛散を防ぐ意味で効果がありますが、特にこれからの時期は蒸れて熱中症や肌荒れが心配です。また、ずっとマスクをつけて学校生活を送ることは、健康面の心配だけでなく、中学生にとって「顔の表情を使って互いにコミュニケーションを図る」という大切な経験を阻害しています。特に1年生は入学したときからすぐにマスク生活になってしまったので、まだお互いの本当の顔をあまり見たこともないのです。

　比較的近い距離での会話や話し合いには、まだまだマスクが欠かせませんが、ＴＰＯに応じてフェイスシールドを活用し、心からの笑顔や思いやりの表情、活舌のよい話し方によって、仲間との絆を深めていきたいと考えています。