校内授業研究 2A数学
昨日の校内授業研究は、2年生の数学。市内の数学の先生方も参加しての研修でした。
授業は、「データの分布」という単元で、新しい学習指導要領で、この度高校から中学校に降りてきた内容です。本校生徒の1年生の時のスポーツテストの結果を分析し、どの学年の体力が一番高いと言えるのか?というテーマで学習をすすめています。生徒たちはグループごとに「ハンドボール投げ」や「立ち幅跳び」の記録を「箱ひげ図」に表したり、ヒストグラムを読み取ったりして分析し、発表の場面では、作成した箱ひげ図を示し、根拠を明らかにして説明しようと頑張っていました。
授業後の研究協議では、数学部会の先生方から「生徒が数学の用語を使って説明している姿に感心しました。」と評価していただきました。
指導主事の先生からは、「様々なデータを分析し、多面的に吟味したり、批判的に考察したりすることは、数学だけでなく他の教科、生活の場面でも大切な力です。」と、お話がありました。将来のビジネスにも統計学は欠かせません。日頃から新聞やニュース等で見かけるグラフや表などを読み取る練習をして、考える力を高めていきたいものです。